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訪台海外旅行者数、延べ1000万人突破
今年、台湾を訪れた海外の旅行者が延べ一千万人の大台を突破しました。海外から台湾を訪れる旅行者の数が12日、三年連続で延べ一千万人を突破しました。今年の延べ一千万人目は、シンガポール国籍の23歳の女性、タンさんでした。家族と20日まで滞在予定だというタンさんは興奮を隠しきれず、食べたい台湾のグルメや行きたい場所を次々に挙げました。交通部観光局によりますと、タンさんには記念として、チャイナエアラインのエコノミークラスのペアチケット、台北、高雄、花蓮のホテルの宿泊券及びタイワンツキノワグマのグッズなどが送られたということです。 -
改正公民投票法、12日に可決・成立
「部分条文改正草案」が12日に可決・成立しました。立法院は12日、「公民投票法部分条文改正草案」を可決しました。現在、公民投票に関する法律では「投票率は50%以上達すること」及び「過半数の賛成」という2つの高いハードルがありますが、この改正草案の可決により、公民投票の発案、必要な署名数、通過に必要な人数の3つのハードルがこれまでに比べて大きく緩和されました。 -
【RTI】声で伝える美術館(第八回)木下静涯《南国初夏など》
木下静涯 (1887-1988)
木下静涯は1887年、日本の長野県で生まれた。1918年に「芝皓会」の友人と共に東京を出てインドに向かう途中で立ち寄った台湾で暮らし始め、1923年には台北の郊外、淡水に定住。「世外荘」と名付けられた自宅は台湾北部の重要な芸術サロンのように、台湾や日本の芸術家、文化人が頻繁に交流する場となった。
木下静涯は絵を生業としたが、塾を開くなどして指導することはなかった。画風は木下自身のように、写生と文人としての趣を兼ね備えたもので、繊細かつ水墨の味わいが深かった。1927年から1943年まで台湾の公式な展覧会における東洋画(日本画)部の審査員を1度も休むことなく16回にわたって務めた。
また、郷原古統と共に台湾日本画協会や栴檀社などの団体に参与したが、郷原が1936年に日本に帰国すると、台湾の画壇における木下の地位はより重要となった。1946年に日本に引き揚げるまで、台湾の絵画界が「地方としての色彩」を探っていく道筋とその発展の軌跡の上で、先導者としての重要な役割を果たした。1988年、「好日好日又好日」という句を詠んでまもなく死去した。享年102歳だった。 -
国軍のP-3C哨戒機部隊編成が完了
蔡英文・総統が1日、台湾南部・屏東県の国軍屏東基地で、哨戒機P-3Cの部隊配備と、それに伴うS-2Tの退役式を執り行った。中華民国台湾がアメリカから購入した、P-3C哨戒機12機がすべて納入され、1日に正式に配備された。 -
「促転条例」、中正記念堂変革に法的根拠
文化部の鄭麗君・部長が6日、移行期の正義促進条例(転型正義促進条例=促転条例)の可決により、文化部が中正記念堂を変革するのに、より十分な法的根拠ができたと述べ、社会での議論が深まった後に中正記念堂組織法改正案を提出する考えを示した。 -
外交部、イスラエル等の情勢を注視
外交部が、イスラエルとパレスチナの動向を注視するとしている。米国のトランプ大統領はエルサレムをイスラエルの首都として認めると宣言、米国の大使館を現在のテルアビブからエルサレムに移転する計画を明らかにした。 -
【RTI】声で伝える美術館(第七回)郷原古統《麗島名華鑑》
郷原古統(1887年-1965年)
●本名:堀江藤一郎
●日本長野県松本市出身
●日本の画家、日本占領時代の台湾における著名な芸術教育者でもある。
●石川欽一郎、塩月桃甫、木下静涯ら当時の著名な画家と台湾で「台湾美術展覧会」を創設した。
●著名な弟子として、陳進、林阿琴、邱金蓮らが挙げられる。
日本長野県松本市出身の郷原古統(本名:堀江藤一郎)は幼いころ、おじの養子となり、郷原と名乗ることになった。日本の画家だが、1917年に台湾に渡り、台湾の芸術教育に取り組んだ。郷原古統は日本の帝国美術展覧会に倣って、石川欽一郎、塩月桃甫、木下静涯ら画家と共に、1927年台湾で台湾美術展覧会を創設し、審査員も務めた。1932年には「栴檀社」を主宰し、多くの画家を育てた。1936年に父の住む兵庫県芦屋市に戻った。著名な弟子は陳進、林阿琴、邱金蓮、周紅綢など。台湾の画壇に大きな影響を及ぼした日本の画家の一人だった。 -
雲門舞集の林懷民芸術総監、2019年末に引退
台湾を代表するコンテンポラリー・ダンス・カンパニーの「雲門舞集」(クラウド・ゲイト舞踊団)。その芸術総監督を務める林懐民さんは、このほど、2019年末に引退すると宣言しました。後任として、現在、雲門2芸術総監督を務める鄭宗龍さんが引き継ぎます。このニュースに、ファンや関係者は衝撃を受けています。 -
総統府:李明哲の実刑判決は両岸関係損なう
総統府が、NGO関係者の李明哲氏が中国大陸で懲役5年の実刑判決を言い渡されたことは両岸関係を著しく傷つけると抗議しました。 -
野柳の女王岩に新たな亀裂?【日本語】
ソーシャルサイトに投稿された、台湾北部・新北市万里区の野柳地質公園にある著名な奇岩怪石、クイーンズヘッド(女王岩)の写真と文章が話題を呼んでいます。投稿者はクイーンズヘッドの首にあたる部分は以前より細くなり、地面とつながる部分には新たな亀裂が現れたとし、近々折れてしまうのではと心配しています。 -
名シェフ江振誠、成都での出店計画発表
台湾の名シェフ江振誠さんは、シンガポールから撤退し、台湾に戻ってその経験と知識の伝承に務めるとしていましたが、このほど中国大陸での出店計画が明らかになりました。このレストランは成都ブリッジといい、江さんはこれまでに積んだ国際的な飲食業での経験をまとめて自身の料理哲学と未来の四川料理のビジョンを分かち合い、四川料理とその食材を世界に紹介して行きたいとしています。
https://youtu.be/oDXn6EEwOGE -
台鉄車両基地音楽会、台日記念車両もお目見え【日本語】
台湾の工場跡地で初めて開催される音楽会、文化部主催の「鉄道博物館音楽会」が17日夜、在来線・台湾鉄道の車両基地「台北機廠」で行われました。演奏を担当したのは、国立台湾交響楽団。楽団の後ろにあるのは台湾の初代自強号、EMU100型列車と日本のJR東日本が台湾に寄贈した、583系寝台電車です。
https://youtu.be/TFqkicRg4HA
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